東日本大震災におけるTOC活用事例

緊急TOC【事例】

事例紹介 【災害現場にも大きく活用されたTOC】

災害現場にも大きく活用されたTOC

詳細

私がTOCを学ぶ上での師となる新潟県のソフトパワー研究所 清水信博先生から緊急時にTOCが活用された事例をご紹介いただきましたので、緊急TOC最初の事例としてご紹介いたします。

大地震により滑走路が倒壊し大型機の運用に制約がかかり、大量の物資を一気に届けられなくなるというリスクカードで、積載量の少ない小型機がエンジン部品メーカの青チップ(研究開発)で得た短い離陸距離を武器に「大きな山は小さく崩す」方式が災害時に非常に有効であったという事例です。

大型機の制約(保有数が少なく離陸距離も長いが量は多く運べる)よりも小型機の制約(量は運べない)の利用価値が上回りたくさんの人を救ったのです。

清水先生に届いた2通の手紙で成果の報告

これは、清水先生のTOCセミナーを受講された航空自衛隊に航空機部品を納めていらっしゃる方の手紙です。
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■東日本大震災 2011.0311 TOCで多くの人が救済された

社長が出席しますが、清水先生とお会いするのは久しぶりで楽しみにしております。
実は、東日本大震災の際、清水先生から以前教えて頂いたTOCで多くの人々が救済されました。

えっ!どうして・・・? と当惑されるでしょう。
実は、ご存じのとおり弊社は航空自衛隊に航空機部品を納めております。

東日本大震災の前年、世界3大航空機エンジンメーカーの独占販売権を購入しました。(青チップ)
その後、輸送機のエンジン修理に必要なラインのボトルネックをTOCで改善し、輸送機エンジンの大幅な起動が確保できていました。

そんな折、東日本大震災が起こり、輸送機がピストン輸送が可能となり、おにぎりから毛布まで何度も空輸を日本各地から可能となったのです。

■ボトルネックを解消したC-1輸送機

弊社がボトルネックを解消した輸送機はC-1輸送機で離着陸の滑走が極端に短い600メートルです。それ故に倒壊した滑走路での離陸が可能となり、多くの人々の救済が可能でした。
その後、C-1輸送機の活躍に貢献した事で、総理大臣が出席する観閲式に招待されました。

TOCで人々の命が救われた事に改めて、感謝しております。
(続く)


C-1輸送機 Wikipediaより

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■2種の輸送機の比較

清水様、いつもお世話になります。
第2弾の情報提供です。

東日本大震災時、航空自衛隊の輸送機は2種類が起動しました。C-130型輸送機(いわゆる大型機械です)C-1型輸送機(いわゆる中型機械=ママ自転車?)
いくつもの拠点から大量の物資を多方向に空輸しなければなりませんでした。

C-130輸送機 防衛省HPより

下記の稼動状況は、3月31日~4月31日のみです
* C-130は、128回稼動しました。指定場所への物資供給に限定。積載量が大きいので、貨物搭載(搭載するための貨物梱包)に時間が掛かりました。
* C-1は、178回稼動しました。数多くの拠点への物資供給積載量が小さく、貨物梱包を簡単にパレットに括り付け搭載可能でした。

ここで最大の効果を上げる考え方として、TOC理論が活躍したのは言うまでもありません。防衛省・航空自衛隊の東日本大震災時の活動がホームページに出ています。
そこから輸送機の活動数が確認できます。

TOC的見地からも検証して頂くと面白い教材となると思われます。
この考えからは、人々を救う力となる筈ですから・・・。

【3月】東日本大震災に対する美保基地の災害派遣活動状況
http://www.mod.go.jp/asdf/miho/2011_saigaihaken_3.html

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以上、貴重な事例の提供ありがとうございました。