男じゃない

因果と対立やジレンマの解消への学び

2019年8月10日から4日間、東京都墨田区の国際ファッションセンターKFC Hall 2ndで教育のためのTOC国際認定プログラムに参加しています。

プログラムでは、大きく分けて4つのことについて学びます。
ロジックブランチ、CLR、クラウド、ATT

今日は最終日。
4日間のプログラム終了すれば、国際認定資格を取得できます。
資格取得後は、皆さんに何を伝えることができるのか、自分がどのように変わっていくのか愉しみでしょうがありません。これから最終の宿題を整理するところです。

交流会会場移動中の緊急事態

4日間朝10:00〜17:00までの学習ですが、時間はあっという間に過ぎます。

そんな中、1日目の学習が終わり交流会の会場へ移動するため参加者がひと塊となって両国駅前に移動中のこと

バス停に差し掛かったときのこと私たちの進行方向から歩いてきた1人の視覚障害の女性が突然大きな声で叫んだのです。

『助けてください!』

バスを待つ6〜7名の人は見向きもしません。

『助けてください!』

私は思わず立ち止まりました。
しかし、誰も自分に助けを求めていると認識していないよう・・・

『助けてください!』

視覚障害の女性の鬼気迫る大きな声は、尋常な大きさではありませんでした。

なんて冷たいんだ都会は!

立ち止まった私は、バス停付近に叫ぶ女性の近くに一歩踏み出し

『大丈夫ですか?どうしました?』

と尋ねるや否や手をブラブラと振りながら

『男じゃないっ!』

と拒絶されたのです。

怖かったんだろうなぁ

彼女にしてみれば、まさか助けを求めた先に元消防士で救急の知識もある田舎の人間がいるとも思わなかっただろうし、

ましてや、体具合が悪いわけではなく、ただ「自分にとって緊急なこと」が発生していることに何とか周囲の女性が反応して欲しいと思って叫ぶような大声を出しただけなのに予想もしなかった男性の声が聞こえてきたのです。

このTOCfe(for Education)のプログラムを実際に学ぶ前の私であれば、
もしかしたら、「せっかく何か役に立てればと思い反応したのに何だ!」と腹を立ててたのかもしれません。

でも、彼女が取った行動には因果があり、その行動の中には外部への対立と内部対立があり、
取りたい行動を駆り立てる強い動機(要望)の中にも対立が存在し、それぞれの要望の背景にはロジックが存在することを理解した(正しく分かりつつある)私には、不思議と腹を立てる気持ちが湧き上がってきませんでした。

社会の現実がそうさせた

目には見えない助けの手に対して、不安を委ねられない社会。

本来であれば心強い存在であり、安心して欲しい存在になりたいと思い行動していることを素直に受け取ってもらえない背景には一言では説明しきれない複雑な体験や思いが存在しているのは間違いないことです。

その要素を1つ1つロジックブランチ書き出し原因と結果の構造を知り、
目標とする将来の姿を叶えるために存在する様々な対立を論理的にクラウド図にして5つの箱(A:目標、B・C:対立する要望、D・D’:対立する行動)を埋め、推論(思い込みは✖️)を加えてwin-winの解決策を導き出すことができなければ、

障害者も健常者も、男も女も、大人も子供も当たり前に生きることができない窮屈な社会が続いていくことでしょう。

一歩踏み出す勇気

私は、現役消防士だった時、応急手当ての普及啓発のための救命講習会でいつも

「もし、人が倒れていたら応急手当てしようなんてカッコイイことを思わなくていい。
雨が降っていたら傘をさしてあげる。寒い日だったら、自分が羽織っているコートを掛けてあげる。それだけでいいんです。

そのためにも、野次馬の中から一歩踏み出す勇気をもってください。

そして、一歩踏み出した時にこの応急手当ての講習会で得た自分でできることをやってみてください。」と話していました。

もし、市民として救命の第一歩を担わなければならないならばその結果救命講習を受講する、もし救命講習を受講するならばその結果救命の現場に遭遇した時に一歩踏み出るだけでなく応急手もできるようになる。もし救命の現場に遭遇した時に一歩踏み出るだけでなく応急手もできるようになるならば、その結果自分や家族が倒れた時に一歩を踏み出して応急手当をしてもらえる社会が構築される。

D行動TOCfeを学ぶ→B要望:個人にも社会にも存在する様々な対立を解決できる→A目標:人々が当たり前に生きられる。

A:人々が当たり前に生きるためには
B:個人にも社会にも存在する様々な対立を解決しなくてはならない。
B:個人にも社会にも存在する様々な対立を解決するためには
D:TOCfeを学ばなければならない

ブランチとクラウド 成り立っていると思うんだけど どうだろうか?

成り立っていれば、私のやってきたこと、これからやろうとすることは間違っていないことになります。

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投稿者プロフィール

kano
kano
かのさんこと鹿子澤浩美(カノコザワヒロミ)です。
緊急時に活用できるTOC理論をご紹介しています。
MGも緊急時の考え方に応用できないか研究しています。

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