明日は どぉっちだぁ〜🎶

 

次っていつ?

私が営むWEBショップをいつもごひいきして頂いている消防署の方にチーム買いでご購入いただいた商品代金の集金に伺おうとラインで連絡した時のこと。

私:「商品代金が皆様から集まっていれば、出番の時に集金にお伺いしたいのですが・・・」

隊員Aさん:「私、次補充で他の者(隊員B)

に預けておくのでよろしくお願いします。申し訳ありません!」

私:「了解!」

次の日、3年前に私が勤務していた消防署に伺い、受付の若い隊員Cさんに尋ねると・・・

私:「アカジカです。隊員Bさんいらっしゃいますか?」

隊員Cさん:「あれっ?隊員Cさん非番ですけど・・・」

私:「えっ次出てるって聞いたんですが・・・」

私:「!!!!あぁぁぁぁぁl〜〜〜」

 

私が電話したのは、出番日の隊員Aさん。

Aさんの次の出番日は、翌々日・・・

ということで私はうかつにも隊員Aさんの非番日に消防署を訪問してしまったのだ。

消防の「次」には、会話したその日が隊員さんにとってどんな日であるかがとても重要なポイントになる。

消防の明日っていつ?

消防、警察、看護、介護など昼夜を問わずに仕事が存在する職種にとって、基本的に朝出勤してその夜帰宅し、土日祝日を休日とする一般の人とは違ったサイクルが存在します。

日勤(一般の会社、市役所などと同じ勤務)、隔日勤務(24時間交代勤務)、3交代勤務(24時間÷3でシフトする勤務)、変則3交代(三交代の中に夜勤や準夜勤務、日勤などが混ざる勤務)など様々。

同じ消防という職業であっても、勤務先(首都圏、地方)によっても勤務体制は違うし、同じ勤務先(消防本部)でも、消防全体をオペレーションする「本部」と現場で活動する「署」は勤務体制は異なるのだ。

私が勤務していた秋田市の消防は、本部が日勤で、署が24時間交代の2交代。
署に配属になれば、朝8:30〜翌朝8:30までの勤務。

24時間勤務して2日分(1日7時間45分×2)働く。24時間から勤務時間を引いて残った時間は、仮眠や休憩休息時間に振り当てられる。

勤務時間以外のバッファ時間があるからといっても災害はいつ発生するか分からないので、勤務部署を勝手に離れたり、外出したりできないのは言うまでもない。実質24時間勤務のために拘束されていることになる。

また、労働基準の4週8休を2交代制の勤務にあてはめると出番非番を繰り返した場合、過剰な勤務時間が発生するので3回当番で勤務した次の当番が休み(週休)となる。週休になった場合は、勤務を終えた翌朝から3日の休みとなり、当番日と思って連絡しても居ない。

2交替の場合は、勤務明け丸々1日休みでいいなぁ〜と感じる人もいると思うが、月の半分の土日は仕事であり国民の休日、盆・正月はカレンダーどおり休めない現実もある。

このサイクルを知っておかないと「いつでも連絡くださいと言っておきながらいつも居ないよね」っと間違って理解することにもなりかねない。
業務は、この2交代の2班で処理を行う場合とその人に依存する場合があるので、特定の方への連絡やその人の勤務日を確認する場合は、月日、時間を確認するのがオススメである!

私の経験からも、24時間交代の勤務が通常の勤務として体に染みつくとうっかり次の出番の日のことを「明日」と仲間うちで話してしまう場合もあり、外部の方に対して職員はいつも注意しているところである。

災害対応や救急搬送で、お礼のご挨拶に見えられる方も少なくないが、事案の翌日に来庁された場合は、対応した職員に直接お会いしていただけない場合が多いのも事実。

いついかなる場合でも、誰が対応しても全体の奉仕者として対応に差が発生しないよう日々訓練を重ねているのが消防職員の誇りでもある。

会話で伝えようとすると中々伝わらない消防署の確実勤務体制。
上のような簡単な表にしてみたので興味のある方はご覧ください。

 

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kano
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かのさんこと鹿子澤浩美(カノコザワヒロミ)です。
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