富士山噴火の火山灰の影響について発表って何故この時期?

メディアに発表する内容について、風評やSNSでのつぶやきも含め社会的に大きな影響が出ることは、今回のコロナウイルスの大流行の初期にマスクや消毒液確保のための混乱が発生しスーパーの棚にトイレットペーパーやティッシュが無くなった事実からも明らかです。

新型コロナウイルスが首都圏を中心に急速な感染拡大が始まっている今、目に見えない恐怖に困惑している私たちに対し、このような事態でもし噴火のような大災害が発生した場合は、ダブルパンチを受けた地域、広く言えば国全体が崩壊する危険性もあるという意味も含め、3月31日に富士山の大規模噴火に伴う火山灰の影響による首都圏の被害想定を中央防災会議作業部会が初めて公表しました。

天災は、時期や時間を選ばず発生するので、世の中がウイルス感染拡大の中で発生した場合であっても、生活・財産や生命・身体に及ぼす自然災害のリスクを頭に置くのを忘れてはいけないことを伝えたい気持ちは十分にわかるが、果たしてこの時期が「公表」の時期のベストのタイミングであったかどうかについて私は疑問に感じています。

そのようなリスクにたいして意識が高い人が少ないのは、「自分の近くにそんな人がいないから実感ない」とか「自粛疲れは呑んで解消します」とか言ったりして夜間繁華街に外出したりする人が後を絶たないことが証明しています。

そのような世間一般の状況に対して、専門家の警告とは言え混乱を招いているのは事実です。
実際に首都圏では、コロナの緊急事態宣言が発せられるかもしれない+噴火がおきたら移動も買い物もできなくなり何も買えなくなるということで、米や即席ラーメンなどがスーパーの棚から次々と姿を消しています。

研究や想定を発表することが重要なのか、リスクに対して落ち着いて対応できるようにすることが重要なのか、発表する側は発表の時期、混乱を招かないような発表方法もっと検討する必要があるのではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

kano
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かのさんこと鹿子澤浩美(カノコザワヒロミ)です。
緊急時に活用できるTOC理論をご紹介しています。
MGも緊急時の考え方に応用できないか研究しています。
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